- 会社の飲み会に行きたくない
- 上司も先輩もいるし気を遣う
- プライベートの時間も犠牲にしたくない
会社の飲み会は好きですか?
新卒の人で会社の飲み会に行きたくないと感じている人も多いでしょう。
歓迎会とか大々的に行う飲み会はどうしても気が引けてしまいます。
楽しいはずの飲み会で気分が落ち込むのは嫌ですね。
会社の飲み会を断ることはいけないことなのか?
結論から言います。
断ることは悪いことではありません。
しかし、全ての飲み会を断るのは難しいでしょう。
年に一回くらいは参加することをおすすめします。
〇本記事からわかること
- 飲み会に行きたくない理由
- 飲み会を断ることは悪くない理由
- 飲み会の断り方
なぜ日本は会社の飲み会を大切にするのか?
日本では会社の飲み会が重要視される理由はいくつかあります。
一つ目に人間関係の構築と強化の目的です。
飲み会は同僚や上司との関係を深める良い機会です。
2つ目は情報交換とコミュニケーションを図ること。
会社の飲み会は、業務外の時間に自然な形で情報やアイデアを交換し、コミュニケーションを深める場でもあります。
業務上の課題やプロジェクトについての議論も行われることがあります。
3つ目は組織文化の一環です。
日本企業における飲み会は、組織文化の一部として捉えられています。
新入社員歓迎会や送別会など、様々な場面で行われ、組織の一体感を高める役割を果たしています。
会社の飲み会はビジネスの枠を超えて、人間関係の構築やコミュニケーションを促進し、組織文化を形成する重要な要素として位置付けられています。
職場の飲み会に行きたくない理由
職場の飲み会に行きたくない理由は様々ですが、多くの人は共通の理由から行きたくないと考えています。
代表的な理由を下記に紹介します。
やはり、一番は気を遣うからではないでしょうか?
ただでさえ仕事で気を遣っているのに退勤後の時間にも気を遣いたくはない。
そんな理由から会社の飲み会が嫌いな人はいます。
人付き合いが苦手でしんどい
職場外での人間関係づくりや会話が苦手な人にとって、飲み会はストレスや緊張を引き起こす場合があります。
大勢の人とのコミュニケーションや社交性が求められる場面で、不安や疲労を感じることがあります。
お金がない・もったいない
飲み会には出費が伴います。飲食代や交通費がかかることから、経済的な負担が大きくなる場合があります。
また、予算を抑えるために割り勘制度が採用されることもあり、自分が消費した分以上の金額を支払わなければならないことも不満の種です。
プライベートの時間を大切にしたい
忙しい日々の中で、仕事以外の時間を自分の趣味や家族、友人と過ごしたいという気持ちがあります。
仕事後の時間をリフレッシュや自己充実のために使いたいという考えが、飲み会参加をためらわせる理由となります。
飲み会のマナーが苦手
飲み会には社交的なマナーやエチケットが求められます。
例えば、適度な飲酒や会話の振舞い、上司や先輩への敬意の表し方などがあります。
これらを把握し、適切に行動することが難しいと感じる人もいます。
お酌をしたくない
飲み会ではお酒を注ぐ・受け取るなどの行動が求められることがあります。
しかし、お酒が好きでない、または飲酒しない人にとっては、このような場面での違和感や負担があります。
気を遣う
職場の飲み会では、同僚や上司、部下との関係性や印象を気にすることがあります。
そのため、自然体で振る舞うことが難しく、疲れやストレスを感じることがあります。
飲み会を断ることに罪悪感や不安を抱く必要はない
飲み会を断ることに罪悪感や不安を抱く必要はありません。
会社の飲み会に参加しない新卒も増えています。
世の中でも絶対に参加して飲みにケーションをとれと言った風潮はなくなってきています。
罪悪感を抱く必要がない理由を下記に挙げます。
自己ケアの重要性
自分の健康や幸福を優先することは重要です。
飲み会に参加することが自己の幸福に対してマイナスに働く場合、自己ケアの一環として断ることは正当化されます。
個人の嗜好や興味
飲み会が自分の興味や嗜好に合わない場合、参加することでストレスや不快感を感じる可能性があります。
そのため、自分の個性や好みに合わない場合は、断ることが自然な選択となります。
人間関係、コミュニケーションの多様性
社会は多様な価値観や生活スタイルを持つ人々で構成されています。
他人が自分の選択を尊重するように、自分も他人の選択を尊重することが重要です。
断ることに罪悪感や不安を感じる必要はなく、他人もそれを理解してくれる可能性があります。
そして、コミュニケーションは、飲み会以外の場面でも行われます。
断ることによって生じる罪悪感や不安を解消するために、他のコミュニケーションの機会を活用することも重要です。
自己決定権の尊重
個人は自己決定権を持っており、自分の行動や参加の有無を自由に決定する権利があります。
他人に強制されることなく、自分自身が自己決定を行うことが重要です。
そのため、飲み会に参加するかどうかは自己決定によって決定されるべきです。
時代に合わない
時代とともに職場の在り方、会社との関わり方も変化してきました。
飲みにケーションで親睦を図る。
飲み会は職場の大切な仕事の一環。
このような考えは個人の自由を奪い、ハラスメントに該当するとの考えもあります。
個人の意思が尊重され、みんなもそれを理解しているので無理に会社の飲み会に参加する必要はなくなってきています。
職場の飲み会を断るときの注意点
職場の飲み会を断る際には、他の同僚や上司との関係を損なわないように注意が必要です。
以下に、それぞれのポイントについて詳しく解説します。
ポイントを意識して、職場の飲み会を断る際には丁寧かつ明確なコミュニケーションを心掛けましょう。
これによって、職場内での人間関係を損なうことなく、自分の意思を伝えることができます。
角が立たない飲み会の断り方
飲み会の招待を断る際には、できるだけ相手の気持ちを考えた上で丁寧に断ることが重要です。
感謝の気持ちを示しつつ、自分の都合や理由を明確に伝えましょう。
具体的な理由を挙げることで、相手も納得しやすくなります。
例えば、「残業がありますので今回はごめんなさい」といった具体的な理由を述べることで、相手も理解してくれるでしょう。
申し訳ない気持ちを表す
飲み会の招待を断る際には、相手の誘いに対して失礼にならないように、申し訳ない気持ちを表すことが大切です。
感謝の言葉や丁寧な断り方を心掛けましょう。
相手に対して、「申し訳ありませんが、今回は参加できないです」といった言葉で、自分の気持ちを伝えることが重要です。
曖昧な断り方を避ける
飲み会の招待を断る際には、曖昧な表現や言い訳を避けることが重要です。
相手にはっきりと「今回は参加できない」と断ることで、誤解や不信感を生まないようにしましょう。
また、将来的な参加の可能性がある場合には、その旨も伝えておくと良いでしょう。
ドタキャンはしない
飲み会の招待を受けた後に急なキャンセルをすることは、相手にとって不快な思いをさせる可能性があります。
そのため、予定が変更になった場合でも、できるだけ早めに相手に連絡し、誠意を持って断ることが重要です。
急なキャンセルは相手に迷惑をかけることになるので、避けるようにしましょう。
行きたくない飲み会に参加する場合の対処法
どうしても参加しなければいけない飲み会はあるでしょう。
とりあえず顔だけ出したけどつまらなくて苦痛に感じることもあります。そんなときはどう対処すればよいか?
行きたくない飲み会に参加する場合、以下の対処法が役立つでしょう。
苦手な人と離れた席に座る
飲み会で自分が苦手な人と一緒にいるのはストレスを感じることがあります。
そういった場合は、その人とは離れた席に座ることで、自分がリラックスして過ごせる空間を作ることができます。
他の同僚や気の合う人と話すことで、より楽しい時間を過ごせるでしょう。
楽しみを見つける
飲み会が苦手な人でも楽しめる要素を見つけることが大切です。
例えば、好きな料理や飲み物を楽しむこと、興味深い話題に参加すること、面白い人間観察をすることなど、自分に合った楽しみ方を見つけましょう。
自分の興味や関心に合った部分を見つけることで、飲み会がより楽しいものになります。
席を外す
飲み会の中でリフレッシュしたり、自分のペースを取り戻すために、場合によっては席を外すことも有効です。
トイレに行く、新鮮な空気を吸うために外に出る、他の人と話すために移動するなど、一時的に会場を離れることで気持ちをリセットできます。
早く帰る
自分が不快に感じるときや疲れが溜まってきたと感じたときは、思い切って早めに帰ることも選択肢の一つです。
ただし、他の参加者に礼を欠かさず、できるだけスムーズに退出するよう心掛けましょう。
上司や同僚に挨拶をしてから帰ることで、マナーを守りつつ、自分の気持ちに配慮することができます。
飲み会に誘われた時の断り方
飲み会に誘われた際、断る際には丁寧かつ明確な理由を伝えることが重要です。
以下に、体調や予定、家族の理由を挙げる方法、酒アレルギー宣言、そして感染症対策について詳しく解説します。
これらの方法は、相手に失礼のないように明確に伝えることができる一方で、自分の立場を損なわずに断ることができる方法です。
体調や予定、家族の理由を挙げる
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体調不良: 「申し訳ありませんが、体調がすぐれないため参加できません。」といった具体的な理由を伝えることで、相手も納得しやすくなります。
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予定がある: 「この日は既に他の予定が入っているので、参加できません。」というように、他の予定があることを明確に伝えることで、断りやすくなります。
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家族の理由: 「家族との予定がありますので、今回は参加できません。」と家庭の理由を挙げることも一般的です。特に子供がいる場合や介護がある場合、その世話や責任を果たす必要があるため、理解されやすいです。
酒アレルギー宣言
アレルギーについて正直に伝える
「実は私はお酒が苦手で、アレルギー反応が出ることがあります。そのため、飲み会には参加できません。」と、健康上の理由を明確に伝えることで、相手も理解しやすくなります。
感染症対策
最近では、感染症予防のための措置も重要です。
例えば、「最近風邪をひいていて、感染を広げないために自宅で休むことにしています。そのため、今回は参加を見合わせます。」というように、感染症対策を挙げることで、他の人々の安全を考慮した断り方が可能です。
年に一回くらいは参加しよう
不要な飲み会に参加する必要はありません。
しかし、歓送迎会などの大きな会には参加した方が無難です。
送別会の場合、今までお世話になった同僚に感謝を伝える場でもあります。
同じ会社の人間として最後に食事をして見送りましょう。
また、歓迎会も参加しておいた方が良いです。
新人と仲良くなるチャンスです。
新しい人と仲良くなることで自分の人生が好転するきっかけになる可能性もあります。
人間関係を円滑にする意味でも歓送迎会くらいは顔を出して損はありません。
まとめ
行きたくない飲み会は無理に参加する必要はない。
不参加に対して罪悪感を抱く必要もない。
飲み会を強制する文化は廃れており、個人の意思を尊重する流れになっている。
しかし、歓送迎会など年に一回は重要な集まりには参加しておくことをおすすめする。