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派遣は釣り求人が多い?釣り求人に騙されるな

 
  • 仕事を探していて好条件のが見つかった
  • 応募したら派遣に登録された
  • 結局応募した求人は無かった

仕事を探していると、気になるのが「釣り求人」という言葉ですよね。 釣り求人の被害にあった方も多く出ています。

釣り求人に釣られて登録しましたが、一か月経っても新規で同じ釣り求人を求人サイトに載せていることに腹が立ちます。 派遣会社と電話した時に、この件について突っ込んでもいいですかね? 15名以上の大量募集で何のスキルも必要としない、それで時給が1600円という高時給です。応募する前に、釣りっぽいなぁとは感じていましたが、やはりそのようでした。  

実際、派遣の中には誤解やトラブルの原因となる釣り求人が存在しています。

今回は、そんな釣り求人についてわかりやすくお伝えします。

自身の経験も交えながら、騙されないための見分け方や対策について詳しく解説していきます。

仕事を探している側からしたら、登録やら電話やらで無駄でしかない。やっと希望の求人に出会えたと思ったら釣りとか迷惑です。

〇本記事からわかること

釣り求人とは? 釣り求人を出す理由 釣り求人の対策

 

釣り求人とはなに?

詐欺師のイラスト(女性)

 

派遣の釣り求人とは、実際には存在しない仕事や、虚偽の情報を含んだ求人のことを指します。

これは、派遣会社が意図的に求人情報を誇張したり、事実と異なる情報を掲載することで、求職者を引き寄せようとする行為です。

言い換えれば、求人情報が事実と異なり、実際の業務や条件が異なることが多いのが特徴です。

派遣で仕事を探す多くの方が、実際に派遣の空求人や釣り求人に遭遇した経験があると言われています。

これは、求人情報の信頼性が低い中で仕事を見つける難しさを示しています。

しかし、正しい知識と注意があれば、釣り求人に騙されることなく、安心して仕事を見つけることができます。

 
大手求人サイトを見ていると、上位に出てくるのは釣り求人ですね。同じような条件でちょっと仕事内容が違うものが多いです。

 釣り求人の目的と理由

派遣社員のイラスト

釣り求人は派遣会社が仕掛ける求人であり、その目的や理由は複数あります。

釣り求人は派遣会社にとって一つの戦略的な手段であり、求職者は慎重な情報収集や見極めが必要です。

釣り求人を出す派遣会社の意図を理解することで騙されないように対策できるでしょう。

 登録者数を増やして派遣会社の規模や信頼を示すため

派遣会社は競争が激しく、他社との差別化が求められています。

そのため、多くの求職者を自社に登録させ、規模や信頼性を高めることが一つの戦略となります。

釣り求人を通じて求職者を引き寄せ、自社の登録者数を増やすことで、他社との差別化を図ります。

 
2023年ころから派遣会社の倒産が増えています。派遣会社も労働者がいないと収入がないので人集めに必死です。

「人気がなく条件の悪い求人」を埋めるため

派遣会社が難しい条件や人気のない仕事に応募者を集めるために、釣り求人が利用されることがあります。

これによって、派遣会社は条件の厳しい仕事や人気のない案件にも柔軟に対応し、求人を埋めることができます。

派遣先からも人を確保するように言われます。人気のない派遣先の人員を確保するためにも何としても人を集めたいのです。

 
求職者の間でもやばい就業場所は情報が出回ります。あえて、就業場所の会社名を出さないで募集することもあります。

釣り求人を企業のイメージ広告として利用するため

一部の派遣会社は、釣り求人を企業のイメージ広告として活用することがあります。

求職者に自社名を覚えてもらい、ブランド力を高めることで、将来的な新規登録者の獲得や企業イメージの向上を狙います。

実際の仕事内容とは異なる魅力的な求人を提示することで、求職者の印象を良くすることが期待されます。

私の体験談

デマに驚く人のイラスト

つなぎで仕事を探していた時に大手求人サイト「イン〇〇〇」で仕事を発見。

仕事内容も条件もよかったので応募しました。

後日、求人を扱っている派遣会社から電話がありました。

なんか、応募した求人の話ではなく、登録とどんな仕事を探しているかの話になった。応募した仕事のような条件の仕事があれば連絡するとかで終わりました。

結局、登録させるための釣り求人だったとわかりました。

明確な就業場所の住所もわからなかったし怪しいところはありました。

騙されないための見分け方・対策

悪い噂を流す人のイラスト

 

派遣で仕事を探す際、釣り求人や空求人に騙されないようにすることは非常に重要です。

口コミや直接の問い合わせ、求人の比較などを通じて、信頼性の高い情報を手に入れましょう。

仕事選びは自分の未来を左右する大切な選択ですので、慎重に行動してください。

ここでは、具体的な騙されないための見分け方と対策について詳しく解説します。

自分の経験や実際のケースから学んだポイントを挙げ、安心して仕事を見つけるためのヒントをご紹介します。

募集締め切り後も募集中

本来であれば、募集が締め切られた後は掲載が終了しているべきですが、釣り求人では募集終了後も募集中と表示されていることがあります。

募集が締め切られているにもかかわらず、まだ募集中とされている場合は要注意です。

公式な求人サイトや派遣会社のウェブサイトで情報を確認しましょう。

条件が他の同業種より優遇

他の同業種に比べて条件があまりにも優遇されすぎている場合、実際の仕事内容と合致していない可能性があります。

求人広告を見る際は、過度な好条件や甘い言葉に注意が必要です。

  • 簡単な仕事
  • 綺麗なオフィス
  • データ入力
  • 残業なし

上記のような文言で求人を出しているところが多いです。

実際にその業界の標準的な条件や求人情報を確認し、異常に感じる場合は慎重になりましょう。

 就業地の住所が不明

求人に応募する際、就業地の住所が不明確である場合、詳細な情報を把握することが難しくなります。

就業地が特定できない場合、派遣会社に直接問い合わせて詳細を確認しましょう。

 
就業地を問い合わせる時に、登録を促される可能性もあります。 その場合は釣り求人かもしれません。 登録はしないように注意してください。

 

 

 
〇〇駅から10分とかしか書かれていないケースが多いです。 ネットで応募して初めて就業場所を教えてくれることもあります。

釣り求人なので明確な就業場所がないから、住所を伏せていることがあります。

詳細な情報が出ていないのは釣り求人の可能性が高いです。

 似たような仕事がたくさん出ている

同じ業務内容や条件が繰り返し掲載されている場合、実際には求人が少ない可能性があります。

仕事内容を少し変えただけで、条件が同じ求人が結構出ていますね。

求人を出しているところが同じ派遣会社だったなんてこともあります。

似たような求人だたくさん出ている場合は注意です。

口コミサイトを活用

口コミサイトは、実際にその派遣会社で働いた経験を共有する場です。

他の求職者のリアルな声や評判を知ることで、派遣会社や求人情報の信頼性を確かめることができます。

多くの口コミを読んで全体の傾向を把握しましょう。

 
釣り求人ばかり出している派遣会社は情報が出ます。 口コミや情報をネットで検索することは手っ取り早くできる対策です。

 

他の求人や他社の求人と比較をする

他の求人情報や他の派遣会社の求人情報と比較することで、妥当な条件や業務内容かどうかを見極めることができます。

特に同じ業種や同じ職種で、同等以上の条件を提示しているかどうかを確認しましょう。

不自然な違いに注意が必要です。

 
複数の求人サイトを見ることをおすすめします。 他のサイトの求人と比べて明らかに好条件だったりしたら釣り求人の確率が高いです。

求人について問い合わせる

派遣会社に電話やメールで求人について直接問い合わせることも効果的です。

具体的な業務内容や条件、就業地の詳細などについて確認し、納得できる情報を得ることが重要です。

不透明な点があれば、遠慮せずに質問してみましょう。

 

釣り求人の違法性

女性の刑事・警察官のイラスト

派遣での求人探しにおいて、釣り求人が問題視されることがあります。

虚偽の求人を出すことは違法です。

しかし、釣り求人の違法性を証明するのが難しいのが現状です。

ここでは、その背景や法的な側面について詳しく解説していきます。

釣り求人の法的な側面

釣り求人のような虚偽の求人を出した場合には罰則があります。

職業安定法第65条8号では、虚偽の条件を提示して労働者を募集することに対して罰則が定められていますし、原則禁止されています。 第六十五条 次の各号のいずれかに該当する者は、これを六月以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。  

 

虚偽の求人を出すのは違法です。

しかし、なぜこんなに釣り求人があるのか?

結局、釣り求人はグレーゾーンです。

嘘か本当か証明できないため釣り求人が出ています。

 
就業地とか詳細な情報も載せないのは虚偽の求人を証明させないためだろう。 「応募してもらった求人は締め切った」とか言えばなんとでも言い逃れはできます。

釣り求人の通報

クレーマーのイラスト(女性)

迷惑な釣り求人の通報・苦情はOKです。

自己保護のためにも、情報収集を行い、問題があれば適切な機関に通報することが重要です。

派遣の釣り求人の多くは大手求人サイト転職サイトに掲載されています。

サイト運営にクレームを報告することはできます。

まとめ

 

最後に、釣り求人に騙されないために大切なポイントをまとめます。

安心して派遣の仕事を探すために、これらのポイントを意識しておくことが大切です。

騙されずに理想の仕事を見つけましょう。

釣り求人は派遣会社が人を集めるために架空の求人を出して登録させる手段。

釣り求人への対策は以下の通り。

  • 長期間出て、締め切りを過ぎている求人は注意
  • 明らかに好条件すぎる求人
  • 就業地など詳細な情報が出ていない求人
  • 口コミサイトなどで情報を検索する
  • 気になる場合は求人について問い合わせる
  • 他のサイトでも似たような求人がたくさん出ている場合は注意

釣り求人は違法ですがグレーゾーンなのが現状。

釣り求人に騙されて時間を無駄にしないためにも自己防衛が必要。