- 早く結果がほしい
- 早く仕事を覚えたいから頑張る
- 焦っていると失敗が増えてきた
転職、就職で新しい環境に行く。
新しい環境は慣れない上に0から仕事を覚えなければなりません。
誰しも早く結果を出して活躍したり、人間関係を構築したいと考えるはずです。
その結果…
頑張りすぎる、努力しすぎることになります。
焦って結果を求めると失敗します。
- 早く仕事を一人で任されるようになりたい
- 早く正社員に登用されたい
- 早く昇進したい
- 早く職場に慣れたい
このような考えを持っている人は注意してください。
○本記事からわかること
- 仕事で焦って結果を求める危険性
- 焦ってしまう理由
- 焦らないための対策
転職、就職したばかりで焦っている人は参考にしてみてください。
焦ってしまう理由とは?
焦って結果を求めてしまうには理由があります。
- 周りとの比較
- 固定観念
- 将来への不安
- 焦燥感
上記のようなことが考えられます。
周りとの比較
周りの人と比べることで焦りが出てしまいます。
- 同期
- 入社時期が近い人
- 年齢が近い人
- 同じ雇用形態の人
境遇が近い人の情報って結構入ってきます。
その人が結果を出していて、自分ができてないと無意識に比べてしまうことがあります。
固定観念
- 新人は誰よりも頑張るべき
- 率先して仕事をやる
- 努力することは素晴らしい
- つらくて当たり前
〇〇すべきって考えを持っている人は多いと感じます。
特に新人はすべき思考が強くてどうしても頑張りすぎてしまいます。
固定観念が強くて焦って結果を求めてしまうことも考えられます。
将来への不安
将来への不安とか現状に不安がある場合も早く結果を出したいと焦ってしまうと感じます。
例えば…
- 非正規雇用だから早く正社員になりたい
- 仕事が覚えられない状況
- ミスが続いて自分に自信が無くなっている
- 取得しなければならない資格に合格できない
今現在が不安定な状況で将来どうなるかわからない。
さっさと結果をだして身分を安定させたい。
安心したい気持ちから焦りが産まれてしまいます。
焦燥感とは?
焦燥感は焦る状態においての主要な要素です。
これは何かが予定通りに進まない、または制約時間内に物事を成し遂げなければならないと感じた際に生じる不安や焦りの感情を指します。
焦燥感が高まると、冷静な判断や適切な行動が難しくなります。
焦っている時の行動
焦っている時はついついしてしまう行動があります。
これから紹介するあるある行動をしている人は頑張りすぎている可能性があります。
- 何でもやろうとする
- 何にもしないことへの罪悪感
- スピードだけを求めている
- 先のことばかり考えている
- 環境に慣れようと無理している
何でも自分でやろうとしたり、見ているだけ、指示待ちが悪いと考えて行動しまっくていませんか?
わからない状況で仕事をしたり、余計なことをすると失敗する可能性が高いです。
あとはスピードです。
早く、正確に仕事ができれば最高です。
しかし、焦ってスピードばかりを求めて適当になり、ミスしてしまうことが多いです。
また、先のことを考えて今に集中していないこともあります。
新しい環境に慣れないで苦しい…
無理に慣れようとしてませんか?
環境に慣れる努力をするのは良いことです。
しかし、無理に慣れようとすると疲れてしまいます。
結局、慣れようという焦りが出て、どこかで失敗します。
焦ることが危険な理由
焦ってしまうと良い結果がでどころか逆に悪い状態になってしまいます。
- 失敗が多くなる
- 自信を無くす
- すぐに諦める
- 冷静な判断が難しい
上記のような状況になってしまいます。
焦ることはデメリットが多いです。
失敗が多くなる
焦って物事を進めるとミスが多くなる。
あなたも経験があるでしょう。
焦ることで視野が狭くなり、スピードばかり気にして注意力が落ちてしまう。
小さなミスならまだいいです。
しかし、大きな問題に発展する可能性があります。
自信を無くす
焦ると失敗して、その失敗が自信をなくします。
自信が無くなると自分のやっていることが信用できません。
自信が無くなってくると仕事が恐くなるし、苦痛になってきます。
最悪の場合、退職に追い込まれる可能性もあります。
すぐに諦める
焦りから結果がでないと諦めてしまうことになります。
仕事がうまくいなくて嫌になる。
自分には向いていないとか、どうせ良い方向にいかないと考えて諦めてしまう。
不安になったこれを思い出してください。
うまくいくには時間がかかるけど、じっくり成長していって、いきなり開花する。
冷静な判断が難しい
焦っている状態では、冷静な判断が難しくなります。
焦りは感情的な反応を引き起こし、物事を客観的に見ることが難しくなります。
結果として、誤った判断や選択をしてしまう可能性が高まります。
冷静な判断が難しいと、問題の解決や適切な行動が妨げられることがあります。
焦りやすい性格の原因
焦る原因にはさまざまな要素が影響しています。
主な原因としては、不確実性や予期せぬ出来事への対処、締め切りへのプレッシャー、他者との比較などが挙げられます。
これらの要素が相まって、個人が焦りやすい状態になることがあります。
以下に焦りやすい性格の主な原因について詳しく解説します。
承認欲求が強い
承認欲求が強い人は、他人からの評価や認められることに強い関心を抱きます。
このような人は自分の行動や結果に対して高い期待を持ち、他人の期待に応えようと焦りを感じることがあります。
心の安全が足りない
心の安全が足りないと、不安や心配が増え、結果として焦りが生じることがあります。
過去のトラウマや不安定な状況が、現在の焦りに影響を与える可能性があります。
環境の安全が足りない
安定した環境が欠如している場合、不確実性や変化に対する不安が焦りを引き起こすことがあります。
経済的な不安や人間関係の不安定さが影響を与えることが考えられます。
自己肯定感が低くネガティブ
自己肯定感が低い人は、自分に自信を持ちにくく、ネガティブな考え方が支配的です。
失敗や不成功を恐れ、それが焦りの原因となります。
焦らないためには
焦ってしまう原因と危険性を解説してきました。
では、どうすれば焦らないようになるのでしょうか?
- 長い目で見る
- 頑張りすぎない
- 周りと比べない
- 不安予感の反復からイメージトレーニングへ
上記のことを試してみてください。
順番に解説していきます。
長い目で見る
すぐに結果を出したいと思うことが焦りに繋がります。
長い目で見て取り組んでください。
- 何ヶ月後には一人でできるようになる
- 何年後に正社員になればいい
- 昨日よりもできることが増えた
このように自分に言い聞かせて、ゆっくり進みましょう。
頑張りすぎない
肩の力を抜いて、ほどほどで取り組むようにしてみましょう。
- 率先してやろうとしない
- 指示があってから行動する
- スピードではなく丁寧さを重視する
- すぐに覚えようとしない
明らかにサボっていなければ、何か言ってくる人なんていません。
周りと比べない
周りと比較して考えるのをやめましょう。
他人と比較するのではなく、昔の自分と比較してみましょう。
昨日よりも成長しています。
個人的にはできたことや成長しているところを毎日ノートに書いて、目に見える形に残すことをオススメします。
不安予感の反復からイメージトレーニングへ
焦りや不安を感じる状況をイメージし、それに対する具体的な対策を考えることで、予め心の準備ができます。
イメージトレーニングは不安を軽減し、冷静な判断を促進します。
まとめ
新しい環境での仕事や転職・就職に伴う焦りや不安が、失敗や自信喪失、早まった諦めなどの悪影響をもたらす可能性があると指摘されています。
具体的には、周りとの比較や固定観念、将来への不安が焦りを引き起こす要因です。。
また、焦りの行動や性格の原因、焦りからくる行動の特徴、焦りの危険性もあります。
焦りを避けるためには、長い目で見ること、過剰な努力をせずほどほどに取り組むこと、周りとの比較をせず自分の成長を見つめることが重要です。
また、不安や焦りをイメージトレーニングによって対処し、冷静な判断を促す方法もあります。