- 新人はこうあるべきだ
- 新人だから頑張らなきゃいけない
- いつも力が入って疲れる
新入社員は誰よりも頑張らなきゃいけないと思っていませんか?
日本人の多くは新人=人一倍頑張らなきゃいけないと言った考えを持っています。
しかし、力が入っていると疲れるし、思ったほど結果はでません。
結論から言います。
新人だからこそ仕事はほどほどでやれば良い
○本記事からわかること
- 頑張りすぎる理由
- 頑張り過ぎは危険な理由
- 頑張りすぎたときの対策とは?
頑張りすぎている状態
頑張りすぎている状態とはどんな状態なのか?
キャパオーバーになっている状態です。
キャパオーバーは自分の能力を超えてどうしようも無い状況にあります。
- 何でも仕事を引き受けてしまう
- 一人でできない量の仕事をしている
- 自分では対応できない仕事をしている
上記のような働き方をしているとキャパオーバーになってしまいます。
仕事を引き受けたはいいけど、いつまでも仕事が終わらない。
そして、ミスが増えて自信がなくなってしまう。
同期の話
公務員時代にキャパオーバーになって潰れてしまった同期がいました。
同期の女の子で人当たりもよく真面目な人がいました。
福祉関連の課に配属されたのですがそこで潰れてしまった。
どんな仕事でも自分から率先して取り組んで、あれもこれもとやっているけど終わらない。
一つが完全に終わらないうちに違う仕事も引き受けてしまい、中途半端になりミスを連発してしまったそうです。
公務員は六ヶ月試用期間があるのですが、彼女は正規職員になるのは見送りで、試用期間の延長と研修を受けることとなりました。
結局、一年目で正規職員にならずに退職してしまいました。
頑張りすぎる原因
新人が頑張りすぎてしまう原因はなんでしょうか?
- 新人の理想像
- 他人との比較
- 焦り
上記のようなことが考えられます。
新人の理想像
新人はこうあるべきだ!!と言った理想像を持っていませんか?
- 誰よりも早く出社するべき
- 率先して仕事をやるべき
- みんなに頑張っているところを見せなければいけない
- 苦労するべき
- どんな仕事も断ってはいけない
特に「率先して仕事をやる」って考えを持っている人は多いでしょう。
理想像=すべき思考になっています。
新人のあるべき姿なんてそんなものはありません。
さっさと自分を縛り付けている考えを捨てましょう。
他人との比較
他人と比較して自分を卑下していませんか?
比較をすることでキャパオーバーになっている可能性もあります。
比較の対象となってしまう人物は、、、
- 同期
- 自分と入社日が近い人
- 年齢が近い人
他人の頑張りに刺激をもらうのは良いことです。
しかし、比較して落ち込んでしまうのは危険です。
他人は他人。自分は自分のできることを精一杯やれば良いのです。
焦り
自分の現状に焦っていませんか?
焦りもキャパオーバーを生み出す原因です。
先例も焦りを生みます。
焦ったところで急激に能力が向上するわけではありません。
確実に前よりは成長しています。
自分の成長を認めて、少しずつでも仕事を覚えていけば大丈夫です。
頑張りすぎが危険な理由
頑張りすぎは非常に危険です。
特に新人は慣れない環境の中で仕事をするので精神的にも肉体的にも疲れます。
自分に厳しく、頑張りすぎてしまうとどんなことが起こるのか、、
- メンタルを壊す
- 体が休まらない
- 自信がなくなる
- 毎日が楽しくない
- 長時間労働をしてしまう
- ミスが増える
上記のことが考えられます。
頑張りすぎて空回りをすると、ミスも増える。
そして、怒られどんどん自信が無くなっていきます。
更に、仕事をやりすぎてしまい残業して長時間労働に陥ってしまうパターンもあります。
精神的肉体的に追い詰められ、最悪の場合、鬱病や適応障害などメンタルを病んでしまうことも考えられます。
メンタルを壊すと毎日が楽しくなくなります。
休日も仕事のことばかりを考えて、プライベートも楽しめません。
具体的な対策は?
頑張りすぎている人はどうすれば救われるのか?
3つの対策を紹介します。
- 上司や先輩に相談する
- 他人と比較しない
- 自分の状況を理解する
順番に解説していきます。
上司や先輩に相談する
上の立場の人に自分がキャパオーバーだと言うことを相談しましょう。
相手も状況がわからず仕事を振っている可能性もあります。
一人で抱え込まずにまずは相談しましょう。
その時にはっきりと何ができないか、どうしてほしいか伝えましょう。
他人と比較しない
他人の比較することで自分の首を締めていませんか?
相手よりも良い結果を出したい。
みんなに褒められたい。
比較しても良いことはありません。
大丈夫です。
周りはそこまで見ていません。
勝手に自分が人より劣っているとか感じているだけです。
比較する癖がある人は意識して比較をやめてみてください。
自分の状況を理解する
今、何ができないのか?
どんなことならできるのか?
何で苦しんでいるのか?
自分の状況を見極めましょう。
意外に状況がわからない人は多いです。
できないことでもやろうとしてしまう。
何でもやろうとすることでキャパオーバーになってしまう。
状況を理解して、相談するなり対策していく必要があります。