- 怪我で仕事を辞めてしまった。
- 精神疾患で働くことができなかった事がある。
- すべて本音で話す必要があるのか?
転職の時に必ず聞かれるであろう項目が退職理由です。
退職理由を話すのは抵抗がありますよね?話したくないけど、話さないと落とされてしまうのではないか?
全部ありのままに話さなければならないのか?
結論から言います。
すべて正直に話す必要はありません。
本記事では怪我や病気など、体調面で退職してしまった場合の理由をどうするか紹介します。もし、転職の面接で困っている人は参考にしてみてください。
○自己紹介
なぜ退職理由を聞くのか?
面接時に必ずと言っていいほど前職に退職理由を聞かれますよね?正直、これって聞く意味あるのか?と考えたこともあります。
面接官は答えなくても良いと言う場合もあります。でも、答えないと落とされるのでは?と考えてしまう。
退職理由を聞くことに意味があるのです。
- 入社しても同じ理由で退職する可能性がある
- 人柄を見ている
この2点を知るために質問しています。
入社しても同じ理由で退職する可能性がある
企業としても長く働いてもらいたい。だからお金を掛けて育てるし、仕事を教えます。
せっかく育成しても数ヶ月で退職してしまったら、また採用しなければならない。そして、教育もしなければなりません。
会社からしたら時間とお金の無駄になってしまいます。
早期退職を防ぐためにも前職の退職理由を聞くのです。
人柄を見ている
その人がまじめに仕事に取り組んでくれるのか?問題を起こさないか?他の職員とうまくやっていけるか?など人物を見ています。
万が一、退職理由が問題を起こして辞めた場合はちょっと厳しいですよね?
他の職員と揉めたり、勤務態度が不真面目だったりと心配してしまいます。
退職理由はポジティブなものが良い
退職理由はポジティブな理由が絶対条件です。
どんなに、会社に不満があって辞めたとしてもポジティブな理由に変えましょう。
- キャリアアップをしたかった
- 本当にやってみたい仕事にチャレンジしたかった
- 自分の可能性を試してみたかった
- 〇〇の分野でスキルを活かして人の役に立ちたかった
これらの理由が無難でしょう。
間違っても前の職場の悪口や不満を理由に退職したことは話さないようにしましょう。
病気や怪我の場合はどうする?
退職理由はポジティブな理由が好まれる。しかし、病気や怪我で退職した場合はどうやって話せばよいのか?
病気や怪我は正直、ネガティブなイメージを持たれてしまいます。でも、それが理由で退職したのだから仕方ありませんよね。
確かにポジティブな理由で言い換えることも必要です。
しかし、また病気や怪我が再発してしまった場合はトラブルになってしまう可能性もあります。
会社側が「聞いてないよ」って話になって揉めるパターンが考えられます。
ですので病気や怪我のパターンによって退職理由を考えたほうが良いと考えます。
正直に話すパターン
腰の怪我や首の怪我、体調不良等が理由の場合。身体面の病気や怪我で回復に向かっているなら正直に言ったほうが良い。
それほど突っ込まれることは無いし、空白期間は治療に専念してたと言えばOK。
私は正直に話した
実は私は腰のヘルニアが原因で退職したことを正直に話して不採用になったことがあります。
正直に話して不採用になる場合もあります。
私のように、病気で休みになった場合換えがいない。体に負担がかかり厳しいのでは?なんて理由で落とされる場合も。
でも、落とされたからと言って気にする必要はありません。
- 再発のリスクを回避出来た
- 採用後のトラブルを回避できた
- 自分には合ってなかった
このように前向きに捉えていきましょう。
精神疾患の場合
精神疾患が理由の場合は正直に話す必要はありません。
かなりプライベートなところなので、話すこと自体が苦痛でしょう。
そして、精神疾患を引き起こした理由はネガティブなことが原因のはず。つらい思いを話す必要なんて全くありません。
違うポジティブな理由に置き換えて話したほうが無難です。
私も公務員時代に適応障害になり休職して退職してしまった過去があります。
前の会社に退職理由を確認する?
ネットではよくこの様な情報が出てきます。
- 退職理由を前の会社に確認する
- 調べれば退職理由がわかる
- 嘘をつくとバレる
面接を受けた会社が前の会社にその人のことを聞くなんてことはありません。
個人情報保護のために退職した会社も情報を公開はしません。万が一、公開してしまったら大問題です。企業の信用失墜にも繋がります。
いくら会社とは言え、個人のことを探ることは不可能です。
嘘もバレると言いますが、大げさなことでなければバレません。学歴詐称とか資格を詐称したりはバレますがwww
退職理由なんてある程度話をすり替えても問題ありません。相手にバレルからとか言って不利な話をして不採用になる方が無駄です。
まとめ
前職の退職理由が怪我や病気の場合は正直に話す必要はない。
もし、身体的な不調で回復に向かっているなら正直に話すべきだ。
- 病気の再発でトラブルになることを防ぐため
- 通院などある程度考慮してもらえる可能性がある
- 仕事内容を配慮してくれる可能性がある
上記のような理由から正直に話すことをオススメする。
精神疾患が理由で退職した場合は正直に話す必要はない。
プライベートな内容で、相手に伝える義務もないし相手がどうしても知らなければならない権利もない。
精神疾患の場合は理由を変えて話したほうが無難だと考える。
病気や怪我のパターンによって対応を考えて退職理由を話しましょう。