- 病気で働けない
- 怪我をして入院しなければいけない
- 全く休めない
「精神を壊した」「怪我や病気をした」
この様な理由で働けなくなってしまった。ネットには休職するべきと言ったアドバイスが載っています。
休職して会社員としての身分を保つ。回復したら復帰して働けば良い。
結論から言います。
会社は守ってくれないところが多い。
本記事では休職出来ない、守ってくれない理由を解説。会社選びの参考になれば幸いです。
○自己紹介
- 某中核市で約5年ほど公務員として勤務
- メンタルを壊して休職した経験あり
- 4月から新しい民間企業で働くも怪我をして退職
休職とは?
そもそも休職とはどんな制度なのか?
雇用されたまま長期間の労働義務が免除され、かつ雇用契約はそのまま持続すること。何らかの理由により就業が不可能になったときに、就業規則などの定めにより適用される。休職期間中は、労働基準法(昭和22年法律第49号)等に基づき、使用者の責に帰すべき事由により休業した場合に労働者に休業手当が支払われる。
正社員としての身分を保ったまま、療養のための休みをもらえる制度です。そして、休みの間も一定期間は給与をもらうことが出来ます。
ちなみに私は公務員時代に休職を経験しました。
90日は病気休暇で給与が満額もらえました。それ以降は1年以内なら給与の8割が支給されます。
最長で3年間は休職が認められます。
休職出来ない会社もある
残念ながら病気や体を悪くしても休職できない会社もあります。
そもそも、休職と言う制度が会社に無い。もしくは休職扱いしたくない…
- 我慢して働き続ける
- 退職する
この二択しかありません。
休職できない理由
休職制度を活用できない会社がある。それはなぜなのか?
- 人が足りない
- 会社に体力がない
- 戦力がほしい
順番に解説していきます。
人が足りない
会社が必要最低限の人数で回している。
一人ひとりの負担が大きい。当然、休みも取りにくい。
休職して長期間休まれては仕事が回らないことがあります。
会社に体力がない
休職している間も社員の身分のままです。当然、会社は給与を支払ったり、保険料を負担しなければならない。
会社自体に体力が無いとこれらの出費は無駄でしかありません。
そんな、働けないやつのために無駄な金を払っていても意味がない。休職するなら退職してもらったほうが出費が少なくて済みます。
戦力がほしい
単純に戦力にならない奴は使えませんね。
体を悪くした、怪我をした、病気だ、、、
出来る仕事も限定されてくるでしょう。
この仕事はするけど、これは出来ません。
個人の状態を考慮して配属を変えたり、業務を変えたりできれば良い。でも、それが出来なければ使い物にならない。
更に休職してしまえば人員が減ります。会社の戦力にならないなら雇っておく必要が無いと言った考えです。
戦えなければ去るのみ
厳しい言い方をすれば、
「使い物にならなければ処分される。」
会社は利益を追求する。無駄な出費を抑える。成果を出すことが求められます。
- 休職したからと言っていつ復帰できるかわからない
- 復帰したからと言ってすぐに戦力になるかわからない
不確定要素を雇っているだけ無駄と思う会社も少なくはありません。
公務員や大企業のように身分が保証されることは絶対では無い。
「正社員だから守られる。安泰。」
こんな考えは捨てたほうが良いと考えます。
休職できなかったらすんなりと辞めることを選択した方が良いでしょう…
戦力外通告
結構、会社から遠回しに退職を勧められる。もしくは、契約の継続は無いと言われます。
事実上の戦力外通告ですね。
使えない人は切って、新しい人を入れたほうが会社のためにも良い。
言いたい気持ちはわかります。でも、揉めて復帰した後の扱いが悪くなったりとも考えられる。
最悪、パワハラを受けるとか。
やりたかった仕事で絶対に続けたい。この会社以外選択肢は無い。
このような場合ならなんとか会社と交渉して休ませてもらったほうが良い。
守ってくれる会社とは?
ではどんな会社が守ってくれるのか?
- 人が多い
- 育休などの制度が充実
- 規模が大きい
これらが当てはまれば、いざって時は守ってくれる会社でしょう。
簡単に言えば大きな会社です。
個人経営みたいな小さな会社は福利厚生が厳しい所もあります。
会社選びをする際の基準にしてみてください。
公務員はオススメ
とにかく安心して働きたい。だったら公務員がオススメです。
本当に公務員は福利厚生が充実してます。
- 病休
- 休職
- 育休
- 介護休暇
- 時間休取得可能
- 保育園の送迎に合わせて時間調節可能
病気になって無駄に転職回数を増やしてしまっては面倒。もう迷っている人は公務員一択で努力してみてはどうでしょうか?
まとめ
病気や怪我で働けなくなった場合、会社が守ってくれるのは厳しい。
休職や療養のために休みを取れる会社は少ない。
- 最低限の人数で回しているので余裕がない
- 会社に資金面などの体力が無い
- 戦力が必要
これらの理由から休暇を取得できない。
万が一のために安心して働ける仕事に就きたい。
オススメは公務員。
公務員の最大の魅力は福利厚生が充実しているところです。