- 新しい仕事を始めたけど、辞めようか悩んでいる。
- 仕事が合わなかった、人間関係が理由で退職した
- 面接のとき正直に理由を話すべきか?
転職、就職したはいいけど仕事が合わないで辞めようか悩んでいるあなた。
毎日仕事に行くのが辛いですよね。仕事が辛いとプライベートもつまらなくなる。人生がつまらなくなると言っても過言ではありません。
では、どうすればいいのでしょうか?
結論から言います。
向いていない仕事は辞めましょう。
しかし、3ヶ月はとりあえずやってみるべきです。
本記事ではなぜ3ヶ月は仕事をするべきかと向いていない仕事は辞めるべきか解説していきます。
◯自己紹介
某中核市で公務員として約5年ほど働いてきました。その他、外資系企業や大手ホテル業界でも仕事を経験したことがあります。私自身も過去に向いていないと思った仕事を早期退職したことがあります。実際に経験した立場から情報を発信していきます。
とりあえずは3ヶ月続ける理由
では、なぜ3ヶ月は続ける必要があるのでしょうか?
- 仕事についてある程度わかってくる
- 人間関係がわかる
- 会社の雰囲気がわかる
以上の理由から3ヶ月は続けるべきだと考えます。
仕事に慣れてくるのが大体3ヶ月と言われています。3ヶ月経てば仕事の内容にも慣れていきて、その他の周りを見渡すことができます。
最初の1~2ヶ月は仕事を覚えるので精一杯で余裕がないでしょう。余裕のない中で進路をどうするか迷うのは時期尚早。
3ヶ月経てば任せられる仕事も増えてきて面白みがでてきます。それまでは辛いかもしれませんがとりあえず続けてみましょう。
また、職場の人間関係や雰囲気がわかってきます。
人間関係が良いか悪いかも大体わかっていきます。常に悪口が横行している。パワハラ、セクハラが絶えない。精神論を言ってきて仕事のやり方が古い。
また、休みが取りにくかったり、サービス残業が多すぎる。契約書に書いてあったことと全く違う条件だったなどがあります。
3ヶ月経てばこれらのことが大体わかってきます。
3ヶ月以内だと辞めやすい
3ヶ月以内だと辞めやすいメリットがあります。
それは企業は3ヶ月間を試用期間としているところが多いからです。
試用期間とは、採用後に実際の勤務を通して従業員の適性などを評価し、本採用するか否かを判断するために企業が設ける期間のことをいいます。 企業の多くは試用期間を設けており、その期間は一般的に「3ヶ月」とする例が多くなっています。 試用期間中の労動契約は、「解約権留保付労働契約」だと解されます。
試用期間は簡単に言えば企業と労働者のお試し期間です。お互いに合っていないと判断すれば契約を解除することができます。
お試し期間内であればすぐに辞めれる可能性が高いです。
3ヶ月で向いていないとわかったら辞めたほうが良い理由
とりあえず3ヶ月続けてみたけど仕事が合わない。だったら、辞めましょう。
でも、転職したばかりで職歴に傷がつく。職歴を心配して退職できない人は多いです。
私もかつては職歴を心配していました。しかし、職歴以上に自分と自分の時間を大切にしてください。
では、簡単に辞めるべき理由を紹介します。
- 成長できない
- 苦痛
- 時間の無駄
- 自信を失う
順番に説明していきます。
成長できない
仕事を通して成長できないのは自分に合っていないからです。自分は悪くありません。
逆にあなたはつまらないと思っていることを続けれますか?つまらないことを勉強して記憶に残りますか?
人間は興味の無いことや嫌だと思っていることに対して拒否反応がでます。単純にやる気がでない。達成感もない。
確かに仕事=辛いものと考えられてきました。しかも、辛いことをするのは正義。耐えることこそ当たり前。
その考えは古い。今の時代、選択肢は無数に存在します。そんな選べる環境の中で、一つのことにこだわっていても意味が無い。
これからの時代、80歳ころまでは働き続けることが予想されます。仮に20代だとして、あと60年間、つまらない苦行を行いますか?
人生100歳まで生きると考えて、苦行を行った後の20年しか自由な時間が無いのですよ。それじゃ、人生つまらないですよ。
仕事に楽しいを見出して、仕事を通じて成長できる。成長できない仕事は苦行でしかないので意味がありません。
苦痛
苦痛と感じる理由は
- 自分に向いていないことへ力を使うから
- 勉強しようとしても頭に入らない
- 努力しているけど認められない
これらの理由が考えられます。
現状を変えようと思って努力はしてみる。でも、結果が出せないから改善しない。次第にやる気が無くなってくる。それでも努力する。苦痛になる。
向いていないと思っていることは頭と身体が拒否反応をだしています。だから苦痛なのです。
努力しても苦痛で結果が得られないならば辞めましょう。
人間何でも努力すれば解決できると言った力技は無駄です。と言うか、ほとんど通用しない。今は正しい方向で正しいやり方で努力してこそ最大限の力を発揮できる。
正しい方向・正しいやり方=自分が向いていることをやるです。
自信を失う
自信を失う理由としては
- 仕事ができない
- 仕事をしても怒られる
- 自分が何をしているかわからない
このようなことが考えられます。
仕事ができないことやできないことを怒られると自信がなくなります。できないことで自分はダメなんだ。自分を否定してしまいます。
しかし、人は環境で優秀にもなれるしポンコツにもなれます。
人と仕事は適材適所
向いていない環境で働き続けることで自信を失うのは当然のことです。できない自分が悪いのではなく、環境が悪いと考えましょう。
自分を責め続けていると次の行動ができなくなります。
時間の無駄
- 人生がつまらなくなる
- 身体と心を壊す可能性がある
- 力を発揮できる所で活躍した方が有益
これらの理由から向いていない仕事で時間を消費するのは無駄だと考えます。
時間は皆、平等に与えられます。その時間をどのように使うかで人生の質が決まると言ってもいいでしょう。
時間は二度と戻ってきません。苦痛で成長できない、つまらない仕事に時間を使っていてもいいのですか?
職歴を気にして向いていない仕事で時間を使っても無意味ですよ。さっさと見切りをつけて自分にあった環境を探しましょう。
人生は一度きり。二度と時間は返ってきません。
辞めるときの理由は?
「向いていないから辞めます!!」とは言いにくい。
引き止めにあったらどうしよう。辞めるときに何ていうか迷いますよね?高確率で引き止めにもあわないし、深く追求されることもない理由を紹介します。
- 家族のことを理由にする
- 病気や怪我を理由にする
- やりたいことができた
以上です。
家族のことを理由にするのが一番無難でしょう。介護が必要なったとか、親や相方が病気だとか。
私は母が入院して実家に帰らなければならなくなったと言って公務員を辞めました。もちろん引き止めもありませんでした。
また、自身に病気や怪我があればそれを理由にしても良いでしょう。この場合も深くは追求されません。実際に私の友人もヘルニアを理由に退職しています。
最後にやりたいことです。嘘がつけない。本心を話したい人はいいかも知れません。他の2つに比べて引き止めにある確率が高いかも知れません。
しかし、本音で説得したい熱い思いがある場合はチャレンジしてみましょう。
同じ過ちを犯さないために
次の仕事でも同じように辞めてしまうと言った失敗をしないためにも敗因を考えましょう。
原因自分論で考える。
努力しても結果を得られないのは環境が悪いと言いました。しかし、辞めた後はなぜ間違った選択をしたか考えなければなりません。
その時に原因自分論で考える。力を発揮できない環境を選んだのは自分自身だ。その選択がなければ今ころうまくいっていたかも知れない。敗因分析は必ずしましょう。
例えば私の失敗で敗因を分析します。
- 公務員を選んだのは自分。失敗したのも自分の選択。
- 周りからの評判とか他者目線で仕事を選んでいた。
- マルチタスクが苦手だと知った。
- 個性を殺して、他人の評価を気にする環境は合っていない
- 自分の本当にやりたいことがあるならお金とか気にせずにやったほうが成長できる
敗因とわかっことをまとめました。失敗したならぜひやってみてください。
どうしても合わない場合はさっさと辞めろ
例外もあります。
3ヶ月を待たずして退職したほうが良いケースです。本当に仕事が合わない、パワハラやいじめを受けているなどです。
これらの理由で精神や身体を壊してしまっては次へ向けての活動ができなくなる可能性があります。
最悪の場合、再起に数ヶ月や数年かかる場合もあります。人間は簡単に壊れます。短時間でも精神を壊してしまうことはあります。
その条件は人それぞれ。条件があったときは働いた時間に限らず病みます。
私自身、過去に一ヶ月で退職した経験があります。
https://msasa70car.com/retirement-of-foreign-affiliated-company/
OJTの先輩の指導方法が合わないで速攻でメンタル壊れました。
メンタルが壊れると次の職場でもまた同じことになるのでは?と不安になります。そして、その不安から常に行動がビクビクする。自分の自信がなくなります。
面接で退職した理由を正直に話すべきか?
もし、早期退職をしてしまった場合は正直に退職理由を話すべきでしょうか?
いいえ、正直に話す必要はありません。
退職理由について調べるとポジティブな内容に変えて話すべきとでています。確かにそのとおりです。
しかし、退職は会社に不満があったから辞めたわけであり、どうしてもネガティブな理由になってしまいます。
- 人間関係が悪かった
- 給与面での不満
- 休みが少ない
- 仕事内容が合わなかった
- 会社の雰囲気が合わなかった
以上のことが主な理由と考えます。ネガティブな理由を正直に話す必要はありません。
会社が退職理由を調べることはない
面接で退職理由を正直に話さないと後でバレる。だから、全て正直に話す必要がある。
全く関係ありません。
会社が前の職場に退職理由を確認することはありえません。
前の職場も簡単に個人情報を開示することができません。万が一、個人情報を漏らしてしまったら大問題になります。
退職理由を自分から正直に話さない限り他人にはわかりません。
会社が気にしていること
面接の際に会社が一番気にしていることは何でしょうか?
単純に一ヶ月しか続かなかった理由です。
- 人間性に問題があったのか?
- 協調性がなかったのか?
- トラブルを起こして辞めたのか?
- 仕事ができなかったのか?
- 不真面目でやる気がなかったのか?
会社側としても一ヶ月しか続かなかったのはなぜか?本当に新しい職場でやっていけるのかが気になるところでしょう。
会社が気にしている項目を考えれば退職理由は自分に不利になることは話すべきではありません。逆に言えば、気にしているポイントで地雷を踏まない回答を用意すれば大丈夫でしょう。
退職理由はポジティブに変換が理想
上記でも説明しましたが、退職理由はポジティブな方が良いです。辞めたことを会社や他人のせいにしないで、自責にするようにしましょう。
ポジティブな理由として代表的なのが、、
- キャリアアップ
- 本当にやりたいこと
- 自分の適性
このあたりを理由にすることが良いとされています。
どんなにポジティブな理由に変換したとしても一ヶ月、数ヶ月で退職した場合は突っ込まれる可能性が高いです。
怪我や病気を理由にする
超短期間での離職の場合はポジティブな理由を作ったとしても相手からイメージは良くないと感じます。
どうしても、ポジティブな理由にできない、うまく説明できない人はどうするか?
自分の体調面を理由に考えてみるのはどうでしょうか?
過去に私は病気を理由に短期間で離職しています。
本当に腰のヘルニアで立ち仕事や力を使う仕事が困難になり退職しました。
しかし、体調面を理由にした場合、仕事によっては不採用になる場合もあります。
例えば、私の腰のヘルニアの場合は
- 立ち仕事
- 重いものを持つ仕事
- 一人の仕事範囲が広く、休みにくい仕事
体調面を理由にしても短期離職者は詰むのか???
アルバイトや派遣を挟む
体調面を理由にした場合、可能ならアルバイトなどの非正規雇用を挟んでから正社員をめざしてはどうでしょうか?
非正規雇用の場合は比較的採用されやすいです。そして、期間も限られている求人も多いので6ヶ月だけの契約もあります。
なぜ非正規雇用を挟む必要があるのか?
- 辞めてから怪我や病気の療養をしていた
- 体調が回復したのでリハビリとして働き始めた
- 契約満期まで仕事ができ、体調面も問題が無い
退職してからの実績作りと考えてください。働きながら治療をして、フルタイムで働けるほど回復してきた。しっかり契約万まで勤め上げることができた。回復したので正社員として仕事がしたい。
この様な理由をつくることができます。会社側が心配するのは本当に体調が大丈夫なのか?入社してもフルタイムで働けるのかだと考えます。
実績を作ることで体調面の問題もクリアできるでしょう。
まとめ
試用期間のことも考えて3ヶ月は続ける方が得策。
3ヶ月経てばある程度の状況が見えてきて冷静に判断できます。
その他、どうしても合わなくてメンタルを壊しそうな場合は速攻で辞めましょう。
向いていない仕事は時間の無駄でしかない。時間は有限なので意味のないことへ使っている必要は無い。
限りある人生を楽しく生きるためにも仕事は最重要項目だ。向いていない仕事に労力を注いでもリターンが無い。
辞めてもなんとかなる。