新!辞めログ

辞めたことで見えてくるものがある。これまで仕事転職を通じての考え経験を発信。

社会人は退職して公務員試験に専念するべき?すぐに仕事を辞めるべきではない

こんにちはマサです。

このブログを見ている方の中には働きながら公務員試験の勉強をしている方もいるでしょう。

仕事をしながらだと勉強時間が取れなかったりと大変ですよね?

試験勉強のために仕事を辞めたほうがいいのか?迷うところ。ちょっと待って下さい!

結論から言います。

辞めるのは一年目の結果を見てから判断しましょう。

つまりすぐに辞めるべきではないと考えます。

○自己紹介

中核市で約五年ほど公務員として働いて来ました。受験生時代は働きながら予備校に通って勉強していました。受験生時代は試験結果がうまく行かず仕事を辞めようか迷っていました。実際に働きながら勉強していた経験から情報を発信していきます。

両立は難しい?

勉強のイラスト「テスト勉強・女の子」

勉強と仕事の両立はかなり難しいです。

 

なぜなら時間が圧倒的に足りません。公務員試験の勉強に必要な時間は一般的に1000時間は必要と言われています。

 

できれば平日3時間、休日6時間は勉強時間を確保したいところ。

仕事をしながらだとある程度長期戦をみて計画しなければなりません。一年目の試験が全敗する可能性もあります。

また、仕事をしていると休みの関係で受験できる自治体も限られてきます。更に、2次、3次試験は合格発表後突然日にちを言われます。

前もって休みを取れない可能性もあります。このように勉強時間以外でも仕事に左右される可能性があります。

仕事を辞めようかと迷っている理由

あなたが仕事を辞めようか悩んでいる理由は一次試験での結果がでないからでしょう?

二次、三次試験は小論文や集団討論、面接です。これら試験の練習は一日1時間~2時間程あればできます。

多くの時間を使うのは一次試験の教養です。

教養で落ち着で受けているから勉強に集中したい。

しかし、試験の結果を受けて途中で仕事を辞めたとしても急激に成績が伸びるわけではありません。

日々の積み重ねがあってこそ成績に反映されます。

 

私が通っていた予備校でも長期戦(2年計画)を勧められました。

しかし、当時の私は1年で結果をだして早く今の仕事から開放されたかったから言うことを聞きませんでした。

案の定、合格までに2年かかりました。

結果が出ないで苦しい時期だとわかっています。

しかし、今は積み重ねの時期だと考えて耐えてください。

2年目から勝負するための力を蓄えていると。

まずは冷静に考えて退職するか決めてください。

すぐにでも勉強に集中したい人は止めません。

働きながら公務員を目指した結果

私自身も働きながら公務員試験を受けていました。

当時は、シフト制の仕事をしており、夜勤など非規則な勤務形態でした。

丸一日勉強が出来ない日もありました。

7つの試験を受験しました。残念ながら5つが一次試験で落ちてしまうと言う結果でした。

敗因は勉強不足。更に、数的処理が苦手だったということもありました。

数的は何回も数をこなして問題の解き方を覚えなければならない。経験が足りていなかったせいか、違う問題では解き方が浮かばず解けないことが多かったです。

 

すぐに辞めるべきではない理由

退職届のイラスト

公務員試験のためにすぐに仕事を辞めるべきではない理由を話します。

  • 収入面
  • 生活リズム

この2点です。

収入面での不安

臨時収入に喜ぶ家族のイラスト

仕事を辞めると収入が途絶えてしまいます。一年くらい勉強に集中できるための蓄えがある人なら良いかもしれません。

しかし、ローンなどの支払いがある人間はおすすめしません。お金の問題は精神的に追い込まれます。

欲しいものも買えない。しかも勉強のプレッシャーがある。とても苦しい状況になります。

お金が無いとストレス発散の選択肢も狭まってきます。どこにも出かけられない、買い物も出来ない。

勉強で結果を出すにはストレス発散は絶対に必要です。お金の悩みはストレスを余計に増やします。

生活リズムの問題

おもちゃを散らかしている子供のイラスト

仕事をしているときは決まったリズムがあります。しかし、辞めたからと言ってすぐに勉強に集中できる生活リズムになるかどうかわかりません。

働きながらのリズムのほうが勉強に集中できる人もいるでしょう。

仕事を辞めたことで時間の余裕ができます。その余裕を勉強に活かせれば良い。しかし、堕落してしまう可能性もあります。

以上のような理由からすぐに仕事を辞めるべきではないと考えます。

まずは一年目の結果を見てから判断しましょう。一年目に結果がでなかった場合、本当に公務員になりたいのかもう一度考えて見ましょう。

本気で公務員を目指すのであれば仕事を辞めて2年目にチャレンジすることをおすすめします。

違う仕事に変える

本気で公務員を目指したい。

でも収入面で仕事をしないのは厳しい。

そんな方は仕事を変えてみてはどうでしょうか?

時間の融通がきくアルバイトや派遣にしてみてはどうでしょうか?

実際にアルバイトに仕事を変えて公務員試験を勉強している方もいました。

面接でも一年目がだめで本気で勉強したいからと話せます。

私も一年目がダメで二年目からはデスクワークのアルバイトに仕事を変えました。

日勤で土日祝日休みの仕事だったので毎日コンスタントに勉強時間を確保できました。

もし、仕事を変えても合格できなかった。公務員の道を諦めた場合、再就職はできるのか?

再就職できます。

一度、非正規になったから正社員になれないなんてことはありません。公務員試験のために仕事を変える選択肢はアリです。

 

予備校へ行くことをおすすめ

最後に私は公務員試験を勉強するなら予備校へ行くことをおすすめします

 

独学よりも圧倒的に効率がいいです。最短距離で合格へ近づけます。

働きながら勉強するにしても、退職して専念するにしても勉強環境が大切です。

予備校に行くことで強制的に勉強環境を整える。集中する環境を作れます。

最近では通学形式ではなくオンラインの授業を取り扱っているところもあります。

オンライン形式だと通学よりも安く費用を抑えられます。さらに面接や小論文、志望動機のサポートも付いています。

まとめ

仕事を試験勉強の両立は厳しい。

しかし、すぐに仕事を辞めることが正解とは限らない。

まずは一年目の受験結果を見てから判断しよう。

他の受験生との勝負になります。どれだけ勉強に時間を割き、経験を積んだかで決まってきます。

 
仕事で疲れて更に勉強でしんどいのは知っています。頑張ればなんとかなるとは言いません。自分のやりやすいように環境を作るのが合格への近道。 仕事を辞めるかどうか決めるのもあなた次第です。