フリーターから正社員になる場合、普通の転職と比べてしっかりと細かく志望動機を作り上げていく必要があります。そのためにも企業研究が最重要。
この先真面目に働いてくれるだろうか?
長く勤めてくれるだろうか?
企業側は求職者の本気度を見ています。
これから紹介する5つのポイントを押さえれば中身の濃い書類が作れます。
- フリーターから正社員を目指す人
- 面接でうまく行かない人
- 志望動機や面接の対策に不安な人
- 企業が重視しているポイント
- 面接や志望動機の対策
- 自己分析の重要性
○この記事の信頼性
私は26歳の時にフリーターから正社員に合格した経験があります。しかし、その前は5回連続で不合格になってしまったこともありました。5回の不採用の経験から企業が重視しているポイントや自己分析をしてアピールするところなどアドバイスできると考えています。
フリーターから正社員になる方法
正社員になるには一番早いのはハローワークでの求人を探すことです。
しかし、ハローワークの求人は未経験可能の求人が限られてきます。
フリーターから正社員になるには経験者枠などの即戦力を求める求人は難しい。
※フリーターにオススメに就活方法をまとめました。就活がうまく行かない時は試してみてください。
志望動機作成のポイント
- 企業研究をしっかりする
- なぜその会社でなければならないのか
- フリーター時代に何を培ってきた・得たか
- 正社員になろうと思った理由
- 自分の短所・長所
企業研究をしっかりする
民間企業だろうが公務員だろうが企業研究をしっかり行っているかで志望動機の出来が違ってきます。
企業研究を制するものは就活を制すと言っても過言ではない。
企業のホームページを見ることが一番早いです。
そこで、企業の取り組みや社風、社長の言葉なで企業の全体像を把握しておくことが大切です。
また、可能ならば職場見学ができれば具体的な話が聞けると思います。
最近では受験前に職場見学ができる会社もあります。従業員の生の声も聞けるし、働いているイメージが湧きやすいと思います。
もう一つの方法としてハローワークの担当者に企業のことを聞いて見ることです。
職員もプロなので求人を受理する時に色々と調べたり話を聞いたりします。
情報をたくさん持っているのでじっくりと話を聞いて見ることをおすすめします。
なぜその会社でなければならないのか
なぜこの会社を選んだのかと言う理由が明確でなければなりません。
志望動機に含まれていなければ確実に突っ込まれた質問を受けるはずです。
企業側は適当に選んで受験してきたのではないか?と本気度を試しているのです。
そのためにも企業研究を万全にしていく必要があります。
全ては企業研究があってこそ志望動機が作れると言って良いでしょう。
以前、私も営業関係の仕事を受験した際、なぜこの会社なのかを答えられなかったことがあります。
転職サイトのスカウトメールで連絡が来たからと言う適当な理由で受験して面接でうまく行かなかったことがありました。
何を培ってきた・得たか
フリーター時代の仕事の取り組み方、真剣度を見せるためにも必要なことです。
自分のPRに繋がります。
アルバイトであっても自分の仕事に前向きに一生懸命取り組んでいた所を見せることで正社員になってもやり遂げる覚悟、熱意をアピールしましょう。
できれば資格や数字など具体的な結果があったほうがわかりやすいと思います。
この資格をとってこういった仕事をしてきた。
売上を○倍まで伸ばし貢献したなど具体的なエピソードを話しましょう。
正社員になろうと思った理由
フリーターからの就職の場合、確実に聞かれることです。
正社員になって本気で働いてくれるのかを見ていると思います。
理由は正直に話していいと思います。
年齢的なものや家族を安心させたい。やりたいことをやりきったなどそれぞれあると思います。
私の場合は、家族を安心させるためと話しました。
残念ながら、過去5回の就活失敗のときは正社員になりたいという理由が弱く相手に熱意が伝わらなかった。なぜなら他にやりたいことがあったからです。
志望動機を作る際に志望動機のはじめに話を盛り込み、そこから企業や仕事について話を展開していくのがベスト。
自分の長所・短所を把握する
志望動機、自己PRをしっかりするために欠かせないのが自分の長所と短所を知っておくことです。
フリーター時代に働いて自分のことを理解しているでしょう。
仕事の経験を交えて話、それが希望する職場でどの様に活かせるかが重要です。
また、短所もネガティブに捉えるのではなく長所に置き換えて話せればいいと思います。
例えば心配性なら慎重に計画や下調べをして行動するようにしている。
言い換えてうまく自分を売り込みましょう。
※どうしても自己PRが思いつかない人へ。誰でも自己PRが書ける方法を紹介します。
志望動機ができれば面接も楽勝
ある程度志望動機も固まってきたら面接も問題ありません。
志望動機を元に面接の質問が来ます。
自分の志望動機を見直して想定される質問を書き出し、対策を立てましょう。
対策のポイントは一人で自分と面接官の二役を演じて見てください。面接官ならこの答えに対してどんな反応をするだろうか?客観的に自分の答えをみてください。
細かなところまで企業研究ができていれば志望動機も深いものになります。深ければ深いほど相手も突っ込んだ質問はしません。
なぜなら、それほど熱心に会社について調べているからです。熱意が相手に伝わる。それが一番です。
プロからのアドバイスを受けよう
自分一人での就職活動に不安がある。何をしてよいかわからない。
本当に自分の志望動機は大丈夫なのか?不安になることもあるでしょう。
学生なら先生や就職相談室で添削や指導を受けれる。しかし、社会人の場合、相談するところが少ない。
オススメは転職サイトの活用です。
私もフリーターから正社員になったときは転職サイトを利用しました。転職エージェントの指導や相談を受けれます。
また、面接練習や志望動機の添削も行っています。登録だけでもやる価値はあります。
まとめ
志望動機は企業研究が一番重要。
企業研究をして、企業の取り組みや社風を知る。
そこで自分の能力や経験を活かせる所をアピールしよう。