フリーター歴が長いと正社員になれない。そもそも、フリーターになってしまったら正社員になれない。
そんな噂がネットでは書かれています。
そんなことは一切ありません。
実際に私もフリーターを20代後半頃までしていました。
その後、しっかり正社員で働いています。
しかし、フリーターを辞めて正社員になる時にどうしても聞かれるポイントがあります。
そこが明確でないと採用される可能性が低くなります。
今回は企業側が重視している点・面接で聞かれる4つのポイントを解説していきたいと思います。
- なぜフリーターをしていたか・どうして就職しなかったのか?
- アルバイトは何をどんなことをしていたか?
- なぜ就職しようと思ったのか?
- なぜこの会社をえらんだのか?
以上の4つです。
なぜフリーターをしていたのか・どうして就職しなかったのか?
この質問は、入社後にまじめに働いてくれるかどうか?
前向きにアルバイトも取り組んでいたかどうか?を聞きたいのです
確かに、学生にバイトはお金が良かったとか時間の都合があったからとかの理由でしょう。
しかし、会社の面接でそれを答える人はいませんよね?
就職しなかった理由と言うのが何かしらあるはずです。
もし、就職を逃してしまったにしてもそれも立派な理由になるはずです。
こんな感じでやりたいことのためとか、素直に就職浪人したことを話せばOKです。
その答えに対して否定的な意見や突っ込んだ質問はしないと思います。(されたことはありません)
アルバイトは何をどんなことをしていたか?
単純に仕事内容を知りたい場合とアルバイトから何を学んだとかどんなことを心がけて仕事をしていたかが聞かれています。
適当に仕事をしていたわけではないよ!自発的に動いて成長しようとしていたところをアピールすればいいと思います。
アルバイトでの具体的な実績(資格取得や売上実績)があればアピール効果が大きいと思います。
アルバイトで学んだことなんかを次の仕事の何に活かせるかを答えられればポイントが高いと思います。
なぜ就職しようと思ったか?
これは定番中の定番質問だと思います。
この質問で、あなたがどれほど熱意があるか?
しっかり働いてくれるかを見ています。
フリーターから正社員になりたい人の殆どは金銭面や待遇などでこの先の人生設計をしにくいからだと思います。
もちろん、やりたい仕事が見つかったから正社員になる人もいます。
この質問の場合は素直に答えて大丈夫です。
実際に自分もこんな感じのことを答えました。
フリーターをしていた理由を明確にして、そこから未来に向けてどうしていきたいかを話すべきです。
自分はもう次のステージで頑張るんだ!と言うことを話すと良いでしょう。
くれぐれもまだ仕事以外のことに未練があるみたいなことは言わないほうがいいです。
仕事に100%情熱を注ぐぞみたいな勢いで話したほうがいいと思います。
なぜこの会社をえらんだのか?
フリーターからとか関係なく必ずと言っていいほど聞かれる質問です。
この会社で魅力を感じたこと。
この会社でしかできないこと。
アルバイトの経験から会社で活かせそうなことを話すといいと思います。
アルバイトでやっていた仕事の延長上で関連のある仕事なら答えやすいかも知れません。
しかし、全く畑違いならば、共通点を探して話すと良いでしょう。
また、素直に新しいことへの挑戦をアピールしてもいいかと思います。
挑戦し続けることで自分を成長させたい。自分の可能性を決めつけないで新しいことでも恐がらずチャレンジしたいみたいなことでもいいと思います。
どうでしょうか?
以上の4つがポイントとなってきます。
では、正社員になることでどのようなメリットがあるのでしょうか?
正社員のメリット
・給与面の待遇がよくなる
・社会的信用があがる
・欲しいものが買える
・ローンが通りやすくなる
・人生設計がしやすくなる
・福利厚生が良い
以上のことがメリットとして考えられます。
ボーナスもあるし、フリーターと違いお金にかなりの余裕が出てきます。
福利厚生の面でも保険に加入できたりと俄然有利になります。
また、欲しかった車など高額なものも購入するチャンスが増えます。
何より社会的信用があるので生きていく上で苦労しにくくなります。
フリーターですと永く働くことが厳しいですが、正社員だと定年まで働ける可能性が高いです。
そういった意味では結婚やマイホーム購入など人生設計がしやすいです。
まとめ
フリーターから正社員になることは誰でもできます。
フリーターでいた事の理由を明確にすること。
フリーター時代に何を学び、どんな行動をしていたか。また、それが会社でどんな役に立つかを話せると良い。
過去を反省して未来ではこうしていきたいなど先の具体的な目標であったり理想を話して具体性をもたせるといいと思います。